HITOTOMIRAIな役員 Vol.6 取締役 新田圭 現場育ちの管理役員が考える事業支援とは

HITOTOMIRAIな役員、6回目は人と未来グループ取締役の新田です。

2017年9月に人と未来グループに参画し、2018年1月に取締役就任した新田。入社から1年が経ち、すでにグループの皆から頼られる存在です。新田のこれまでの経歴や仕事の信念、人と未来グループとの出逢いについていろいろと聞いてきました!

新田 圭 (にった けい) 
人と未来グループ 取締役 兼 事業支援本部長

2000年株式会社ワッツ、2009年エレコム株式会社、2010年株式会社ハウスドゥを経て、2013年やる気スイッチグループホールディングス入社。管理本部管掌取締役 兼 海外本部管掌取締役 兼 管理本部長 兼 経営企画室室長に就任。2016年株式会社Eストアーを経て、2017年 9月株式会社人と未来グループに入社。事業支援本部の本部長に就任。2018年 1月に取締役に就任(現任)し、グループ全体の管理部門を統括。2018年10月株式会社ピーアンドエフ取締役に就任。

これまでのヒストリー

100円ショップの店舗立ち上げ、経理のエキスパートから管理部門への転向

――まずはこれまでの新田さんのストーリーを教えてください!

最初に入社したのは100円ショップのmeets.を運営するワッツです。2003年まで現場の店長でした。名古屋で、愛知、三重、岐阜、長野、静岡を担当エリアに持っていました。当時エリアには7店舗。スーパーに営業をかけ、新たに10店舗の立ち上げを担当しました。

――店舗立ち上げで全国を飛び周っていたんですね。

そうなんです。入社3年後に経理に異動しました。そこで初めて全社の業績に触れました。
3社のM&Aや、経理システムや規程の統合、分社(エリア子会社化)などを経験しました。統合は企業文化の違いもあり、当時は経理課長代理で、1年かけて経理システムと規程を統合しましたね。

その後は、経営企画に異動しました。経理のキャリアを積みたいと思い、10年勤めた会社を転職をします。

次のエレコムでは工業簿記に関われたものの、「自分には何かが物足りない。」と感じました。
改めて自分を振り返り、前職の10年間で僕は“会社とは”、“現場とは”、と知ったつもりになっていました。会社で発言できていたことは、あくまで10年の社歴のおかげだったと気づきました。
経理としての幅を広げることができたとしてもこのままではいけないと思い立ち、今度はベンチャー企業で、色んなことを一から経験し直そうと転職を決意しました。

――転職したことで、仕事の方向性が見えたのですね。

次に入社したのが、土地や家の売買仲介を行うハウスドゥです。ハウスドゥでは、経理だけではなく、初めて財務に触れました。当時はまだ上場前。経理も財務も総務もその他も、課長が集まって皆で相談しながら進めていたことを思い出します。資金繰りや借入のために銀行との交渉を行い、オーナー企業ならではのスピード感や、変化を体験しました。

その後は、やる気スイッチグループで「上場を目指す」と声をかけてもらい、転職しました。初めて、管理本部全体と、ホールディングスの上場準備、海外事業も任せてもらいました。財務経理の整備や人事労務、情報システム、法務、経営企画、海外本部、IPO整備すべて同時進行で見ていました。
色々なことを任せて頂く中で、「“企業は人”だ」と思い、今度はEストアに人事として転職しました。評価制度や給与体系の改革の他、全社員の面談も行いました。

約10年前に「このままではだめだ」と思い立ち、キャリアを積み、やっと少し「一通り経験できた」と思えるようになった頃に出逢ったのが、人と未来グループだったんです。

「現場経験」が仕事の進め方のルーツ

上場することで、現場も周りの力を借りやすくなった。

――グループ内で数少ない、上場経験のある新田取締役ですが、上場するとどんなことが変わるんでしょうか。

最初の会社ワッツの上場を現場メンバーとして経験しています。上場することで回りの目が変わりました。スーパー出店の営業を行うのですが、本部から「上場されるんですね、知っていますよ」と言われたり、これまでと対応が大きく変わりました。上場することは現場の僕でも周りの力を借りやすくなった印象があります。

また上場で大きく変わるのは、会社が公のものになることです。意識すべきは「約束」です。決めた予算をコミットメント、社外の方、株主との約束をします。その代わり、会社の評価が上がるため、様々なことがやりやすくなり、採用もぐっと楽になります。

現場での経験が、バックオフィスからの事業支援の信念

――キャリアを積み重ねる中で、仕事に対する信念はどう築いていったのでしょうか。

僕の仕事の軸が作られたのは、やはりファーストキャリアのワッツが大きいです。現場時代、自分でお店の採用面接をして、什器を組み、商品を発注、陳列してオープンさせました。今でこそ規定で棚割りが決まっていますが、当時は仕入もかなり自由に任せてもらっていました。

自分がやらねば「店が回らない」、「店の売上が上がらない」、「愛着を持って働いてくれている100名のアルバイトの雇用が守れない」という気持ちがありました。

その当時、大事にしていた言葉は「感即動」です。「感じてすぐ動く」という意味です。
陳列、商品が良くないと感じたら、自分が改善をしなければ顕著に売上が下がりました。お店の運営を通じて学んだことは、「あれっ」と思った時に手を打たないと、その後間違いなく悪い影響があるということです。

――ヒヤリハットの感覚は現場で培ったのですね。事業支援についての考えも教えてください。

経理に異動してからも「現場を大事にする」という想いで、事業部の会議には全て出席し、人間関係を築いて仕事をするようにしていました。これは今でも僕の仕事の仕方です。

現場での経験は大きいと思っていて、ずっと管理部門だけを経験している人と違い、気持ちがわかります。自分も現場にいたときは管理部門が大嫌いでしたから(笑)。

事業会社の会議では、発言ができない人たちがいますよね。

――分かります。

実は、僕らが話を聞くことで現場の課題を見つけることもできます。そうやって見つけた課題や、現場が「面倒くさい」と感じていることから、やり方を変えて楽にすることで、現場が顧客満足の時間を増やせます。バックオフィスは直接的に業績に影響しませんが、間接的にはつながって業績貢献ができるんです。

フロントとバックオフィスが分断されると、顧客満足は間違いなく下がります。「守るところは守る」、その上で「変えるべきを変える」ことが事業支援であり、バックオフィスの責任だと思っています。

人と未来グループで働く

「人間」に惹かれた、が参画した一番の理由

――入社前、人と未来グループの印象はどうでしたか?

転職活動の中で4社さんに声をかけて頂きました。上場企業もありましたが、佐々木代表の「人間」に惹かれたのが人と未来グループに参画した理由です。佐々木代表をはじめ役員との面談では、課題も率直に話してくれ、人の意見を素直に求める人たちだと感じました。

僕はバックオフィスのイメージを根底から覆し、事業そのものをサポートできる管理部門を作り上げたいと思っています。

正直に言うと、人と未来グループの取締役体制やグループの状況を聞くと、まだ足りていない部分が多いと感じました。しかしそれは逆に、やれることがたくさんあるということ、そこにスピード感もあると感じました。僕が加わることで現場がもっと動きやすくなればと思い、入社を決めたんです。

「人間」に惹かれた役員メンバーと

――入社してからわかった、人と未来グループの良さはどんなところですか?

純粋に人の好さだと思います。僕はこれまで現場店長も管理部門、人事も経験しましたが、その都度反発してくる人がいました。この会社にはそれがなく、受け入れる力と変化に強いと感じています。役員陣が熱いのも良いなと思いましたね。役員が一枚岩で熱いというのは、やっていて楽しいですね。

同志の心があり、それを行動に移そうするのがすごいなと思っています。

――それは嬉しいです!メンバーからも感じますか?

メンバー1人1人からもそれを感じます。人と未来グループは、その名の通り「人」こそが自慢できる点だと思います。

バックオフィスのイメージを変えたい

”管理本部”を”事業支援本部”に変えた。成長や社会的意義を感じて欲しい。

――これからご自身と人と未来グループのホールディングスメンバーに期待することを教えてください。

グループで掲げる10年後のビジョン「グループ会社50社、2000億」を達成するには自分自身が成長しなければなりません。このビジョンがある以上は10年間成長ができるということなので、僕自身わくわくしています。
メンバーにも自分の成長や社会的意義を感じてほしいと思っています。

バックオフィス機能である、ホールディングスで僕が最初にしたことは、「事業会社が事業に集中できる環境を創る」とスローガンを掲げ、「管理本部」という部門名を「事業支援本部」に変更したことです。

メンバーには、現場のために何の支援ができるか、付加価値をどう付けるかを突き詰めて欲しい、歩み寄りを考え続けて欲しいと思っています。人を喜ばせる、サポートする、支援するためにあえて厳しい道も選び、事業の成長を支援する…。世の中の管理部門のイメージを変えたいですね。

――意識は変わってきたと思いますか?

だいぶ変わったと思います。人間は弱いもので、しんどい方を選べません。でも、そこであえて苦難を選ぶマインドをもって欲しいと思います。

――7月にホールディングス責任者でクレドを9つ、作りました。

「決まりきったルールの中でしかやりたくない」というような、自分が現場にいたころに嫌いだった管理部門にはなって欲しくないんです。一緒に事業を作っていける事業支援部門を目指したいです!!

――ありがとうございました!

nittakekkon

落語が堪能な新婚さん

新婚の新田は、7月に結婚式を挙げ、前職の方も大勢お集まり頂き、お祝いしました。 どの会社でも慕われ信頼されてこられたことが分かりますね! また大学時代の落語研究会から落語を続けています。芸名は「みなと屋くらげ」みなと屋は学年で一人しか襲名できない名だそうです。6月末に行った全体会議では、特別に落語を披露してもらいました。うどんおいしそうでしたね。